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自動運転の無人タクシーって実現するの?

 

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自動運転、自動運転って自動「無人」運転車が走るん?

2016/10/23 06:03

 このエントリーが炎上していましたが、炎上した理由とは関係なく「そもそも自動運転の無人タクシーが走るわけないだろ」と思ったのですが、聡明で賢明なブクマカが適当なことを書くわけがないよなと思い直し調べてみました。

自動運転車とは?

自動運転の定義
  • レベル1

アクセル・ハンドル・ブレーキの操作のいずれかをシステムが行う状態。

各社ブレーキアシスト機能など

  • レベル2

アクセル・ハンドル・ブレーキ操作のうち複数の操作をシステムが行う状態。
ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。
10~15秒等ハンドルから手を離しているとシステムが解除される等の仕様

スバルアイサイト、日産プロパイロットなど

  • レベル3

アクセル・ハンドル・ブレーキ操作を全て自動的にシステムが行う。システムが要請したときはドライバーが対応する状態。

2016年現在発売車なし

  • レベル4

完全自動運転。アクセル・ハンドル・ブレーキを全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態。安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムや外部に委ねる。有人、無人両方がある

 

2016年現在で発売されているものは全てレベル2。

「自動運転のタクシー」というとレベル4の状態になりますね。

先日、ニュースにあったアメリカで実験走行中にトレーラーに突っ込みメーカーの社員が死亡した事故を起こしたテスラ車の実験車はレベル2の車両だったそうです。

意外ですね。最先端のテスラはもうとっくに人間は乗ってるだけの実験車だと思ってました。

 

各社の取り組み

やはり2020年と言うのがある程度の目標となっているようです。
世界中にアピールもできますから。

日産

ドライバーが運転操作をしなくても走る「自動運転車」を2020年までに発売すると発表した。公道を走るのに必要な法規制を整備した国から順次売り出す。

www.nikkei.com

スバル

富士重は2017年に自動車専用道路の同一車線上でレーンをキープする渋滞追従機能を、20年には高速道路における車線変更を含めた自動運転機能を採用する計画。アイサイトをベースにすることで、高度な自動運転機能を低価格で提供することを目指している。

www.subaru-journalist.net

ホンダ

2020年をめどに高速道路での自動運転機能を実用化する方針を正式に発表した。渋滞時の運転支援システムを市販車に搭載する考えも明らかにした。カメラやレーダーで前の車や車線を検知して、同一車線での減速や加速、ハンドル操作を支援する。

www.nikkei.com

トヨタ

トヨタ自動車、高速道路でハンドルやアクセルなどを操作しなくても走行できる自動運転車について、東京五輪が開催される2020年ごろの商品化を目指すと発表した。今後は一般道でも自動運転ができるよう、さらに技術開発を進める。

jp.reuters.com

政府の取り組み

安倍首相は、11月、「2020年までに無人自動走行による移動サービスや、高速道路での自動運転が可能になるようにする。そのために、2017年までに必要な実証を可能とすることを含め、制度やインフラを整備する」と発言したそうです。

なんだかメーカーと政府(首相)の間でかなり実現度合いの違いがあるように感じられます。


各メーカーは「2020年には高速道路での自動運転車発売」

首相は「2020年までに完全自動運転車の実用化を目指す」

 

これは、メーカーとしてはもう実用段階まで研究はできていて、あとは国内の法整備さえ整えば4年後には発売できるという意味なのでしょうかねえ。
それともただの首相の願望(大口)?

無人タクシーの取り組み

ロボットタクシー株式会社

robottaxi.com

2015年にDeNAが66.6%、ロボットベンチャーのZMPが33.4%を出資する合弁会社として設立して、今年2月29日から3月11日まで実証実験が行われました。

https://robottaxi.com/wp-content/themes/robottaxi_com/img/timeline_main.png

出典

https://robottaxi.com

フェーズでいうとまだ手始めのフェーズ1なのでしょうが、設立から1年ほどで実証実験まで進んでいることは驚きですね。スピード感がありますので期待はしたいところです。

一番の障壁

今、世界中の各メーカーで自動運転車開発、展開の障壁になっているものがあるんです。

ボクは今回調べていて初めて知ったのですが、「ジュネーブ条約」により、各国ともに

「一般人が公道で走行できる自動車は常時人間の運転が必要であると定義されている」

ので、この条約が改正されないかぎり、無人のタクシーは実現できないそうなのです。

「自動運転車を(東京オリンピック開催の)2020年に」と言うことを目標としているのはもちろん開催国の日本だけですので、ひねたボクなんかは各国の思惑が「そうはさせじ」と早くても2020年以降に改正を遅らせる方向に動きそうな予感がします。

 

  まとめ

とりあえずボクの受けた印象としてはさすがに2020年までに「無人タクシー」はないなと感じました。
と言っても、2020年てたったの4年先ですから。その程度では実現できなくても当然ですね。

その先は、どうなんでしょう?
自動運転車が発達して、台数が増えて車両価格が下がってくればタクシーももちろんそうなるんでしょうね。それでも「無人タクシー」まで到達するのはかなり先の話にはなりそうです。
 

このエントリを書きながら、「無人タクシーの実現するような時代だとタクシーの運転手どころかどんな職業も安泰ではないよな」と考えていましたが、自動車メーカーはまだまだ生き残れそうです。

といっても、自動運転まで搭載したところで、実際問題としてたいして車両価格あげられないでしょうから開発コストを考えると厳しいか・・・。

 

とにかく、自動運転になったら飛び出した猫を轢かない様な車になってほしいですね